「ホビーEXPO」と「C3」が合体して誕生した、最大のホビー&キャラクターの祭典「キャラホビ」に『ファフナー』が登場!
8月22日日曜日、メインステージの客席エリアに300人余、更に周囲に黒山の人だかりを集めて行われた、短いながらも密度の濃〜いスペシャルステージの模様を振り返ってみよう!
 イベント前半は『蒼穹のファフナー』を簡単に紹介するPVの上映に続き、キャストの皆さんを迎えてのトークコーナー。大きな拍手に迎えられて登場したのは真壁一騎役:石井真さん、遠見真矢役:松本まりかさん、羽佐間翔子役:松来未祐さん。ちょうど物語のターニングポイントとなる6話の放映直後ということで、1〜6話の中で各々最も印象深かったシーンを選んで、思いを語ってもらったぞ。
--石井さんがこの場面を選ばれた理由は?
石井 「僕、高校生の時、寮だったんですよ。で、学生のころから親元を離れていたんで、家族とか親に対する思い入れが強いんですよね。で、1話から6話までで一騎と親父の史彦の親子らしい場面がココだけなんですよね。けっこう、ほのぼのとしていいシーンだと思います」
--1人暮らしが長いと、寂しいとか思ったことありませんか?
石井 「ええ、高校の時は1年生の頃とかかなりホームシックに。今は全然大丈夫ですねぇ。むしろ1人の方が……(笑)」
--松本さんと松来さんは?
松本 「1人暮らししたーい」
松来 「何で?」
松本 「楽しそうっていうか……1人だけの空間を作りたい。お部屋を可愛くしたり、あと、台本を読むときも1人の方が集中できるし」
--寂しくならないかな?
松本 「でも、(実家も)都内だし」
松来 「私は広島出身なので、こっち来てからずっと1人暮らしだけど、逆に実家の人の方が羨ましくて寂しいです。帰ったら誰かがいるっていうのがいい」
松本 「楽しそうっていうか……1人だけの空間を作りたい。お部屋を可愛くしたり、あと、台本を読むときも1人の方が集中できるし」
   
 
松本 「これは1話で真矢が初登場のシーンなんですけど、私、アニメのアフレコは初めてで、最初の収録の1番最初に発したセリフだったんですよ。もう、どうやっていいのか全然わからなかったので、すっごい緊張していて……だから、頭の中に残っているっていうシーンなんですよ」
--アフレコ現場そのものが印象的だったっていうか
松本 「そーですねー。皆さん上手なのに、私だけ出遅れちゃったりとか」
--松来さん、今(の松本さん)はどうですか?
松来 「あ、私(=翔子)死んじゃったので(笑)……どうですか、石井さん?」
石井 「今はかなり馴れた感じで」
松来 「でも、1話の時から全然緊張してそうに見えなかったから、スゴイ」
石井 「見えないんですよね。その堂々としているところで、やっぱり出遅れたり(笑)」
 
松本 「(笑)口パクに合わせなきゃならないこと自体難しいんですよ〜。だから、声優さんとしてやっている人たちはホントすごいなって思います」
--もう一つのシーンは?
松本 「5話で、真矢が一騎くんに自分の本音をポロッと言っちゃうシーンがあるんですよ。(入院した翔子が、一騎がお見舞いに来てくれたら嬉しいって言ってるけど)「私も来てくれたら嬉しいな」、みたいな。初めて一騎に対する本心を言っちゃう、ちょっとお茶目なシーンで」
--松本さん自身、共感するところがあった?
松本 「そーですね。自分でも言ってちょっとキュン!となってるところがあった。『ファフナー』って、これからどんどん重い話になっていくんですけど、その中で淡い恋心というか……ピンク色の部分が見えたのがいいなって思いました」
松来 「うん、まりかちゃんのその場面ってやっぱり可愛かった。でも、(翔子的には一騎に対して)一歩リードされた!って思ったけど(笑)」
 
松本 「でも、翔子は一騎にいつもキュン×∞!してるから〜(笑)。真矢としゃべっている時も、一騎くんのことばっかり考えてて、真矢は少し寂しいんだよぉ〜」
松来 「ゴメーン(笑)、頭の中が一騎くんのことばっかりで〜」
松本 「6話で翔子が死んじゃうっていう時にも、一騎くんのことばっかり考えてるし」
松来 「そー。6話の収録の後、みんなでご飯食べた時も、まりかちゃん「翔子、真矢のこと言ってくれなかった……」って言ってたもんねぇ」
松本 「うん、悲しかった……」
松来 「でも、心の中では真矢のことも想ってたんだよ」
--一騎は、そういう「キュン!」となるセリフをかけてもらったコトありますか?
石井 「一騎ですか?一騎はキュン!とするような言葉をかけてもらってもわかんないと思うんですよ。人から来る気持ちがすごく怖い少年なんで、全部壁を作っちゃうんですよ(笑)」
松本 「だから“真壁”っていうんだ」
石井 「そーそー(笑)」
松来 「1話から(翔子が殉死する)6話まで、ずっとなんですけど、翔子は体がホントに弱いこなのにいつも元気に振る舞ってるんですよ。引っ込み思案だから言葉を出せないんじゃなくて、ホントに体が弱くて声が出せないんだけど、精一杯頑張ってしゃべって、みんなに心配かけたくないような子なんです。そんな子が肉体的な弱さも超えて、初めて一騎に対する気持ちの強さを出したシーンだったので、すっごく印象に残ってます」
 
--やっぱり、そういうイザという時に決断できる子って松来さん的にも憧れる、スゴイなって思う?
松来 「そうなのかも知れませんね〜」
 イベントの後半はお待ちかね、angelaの2人が登場してのミニライブ。
朝早くから並んで、ステージ前を確保したファンの皆さんから「やっと運動できる!」と、ここぞとばかりの大歓声が上がる。歌う曲はもちろん『蒼穹のファフナー』opの『Shangri-La』とED『Sepalation』。この日は新柄angelaタオル(通称「燃える!angela夏タオル」)がキャラホビ会場にて発売された直後とあって早速、手にしている人も多かったぞ。ちなみに2人の『蒼穹のファフナー』思い出の名場面は……
atsuko「2話の「コスプレ?」(←シナジェティックスーツを初めて着た一騎の感想)」
KATSU「1話で「ブルギウム隊、発進します」と言った時、(夫を戦場に送り出す)要澄美が流した涙」
だそうな。
 それでは、『Shangri-La』では恒例となった「蒼穹のダンサーズ」バックアップ&振り付け講座も飛び出したangelaのライブステージ・ミニギャラリーをぢっくりご覧頂こう!
以上、約40分の短い時間だったけど、
「キャラホビ2004」の『蒼穹のファフナー』
ステージの模様でした。
また、各種イベントで『ファフナー』が皆さんの前に登場するコトも多いと思うので、今回見逃した皆さんも、ぜひ期待して待っていて欲しい。
今後も『ファフナー』から目を離さずに、
よろしく!
(c)XEBEC・竜宮島役場